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ル・プリを目指す皆様へ ル・プリを目指す皆様へ

人はみんな他の人とのつながりをもって生きています。まったくひとの手助けを必要としない人はいないでしょうが、その独立度は様々です。その中で、こども、障碍のある人、高齢の人たちは、必ず手助けを必要とする人たちです。どこかで他者による支えが必要です。われわれの仕事は、その何か困っていて、助けや支えを求め、必要としている人(たち)を具体的に助け、支援する仕事です。その助けや支援が、うまくはまっていい結果が出れば、とてもうれしいし、他者を支えるというとても尊い仕事がなされたことになると思います。

ただこの仕事は難しい面もあります。ある人が困っているとして、何に困っているのか、すぐに分からないこともあります。複雑な背景があって事態が込み入っていることもあります。支援といっても、どこをどう、どこまで支援するのか、慎重にやっていかないといけない場合もあります。総じて、100パーセントの正解が得にくいタイプの仕事ではあります。毎日やっていくということはそれなりの気持ちの強さも必要です。でも、これは誰かがやらなくてはいけない仕事ではありませんか。実際、そこに困っている人がいるからです。

われわれの仕事の基本は、対面の仕事です。絶えず、具体的な他者を目の前にしての仕事です。人の生き方にふれながら、支援の具体策を考え、実行する仕事です。それは、支援者の方にはねかえってきて、われわれ自身の生き方を反省させられ、生きる手応えを得させられることになり、人間力をゆさぶられます。とても貴重な仕事に違いありません。

あなたを、困っている人が呼んでいたかもしれません。あなたを待っているかもしれません。かけがえのない出会いがあることを期待し、かつ願っています。

社会福祉法人ル・プリ理事長宮内眞治